2022年6月26日日曜日

庭のブドウの害虫:ブドウスカシクロバとアカガネサルハムシ

   タキイ種苗(株)が昨年831日(ヤサイ)に実施した「2021年度 野菜と家庭菜園に関する調査」によると、家庭菜園で作ったことがある野菜の項目(n=280人)では、1位がトマト、2位がキュウリ、3位がナスだったとのことです。

岩手の「ささやかな手抜き菜園」でも、仙台在住の頃はそれらの生鮮野菜を毎年植えていましたが、茨城県の牛久に戻り、さらに新型コロナパンデミックの中では、月1回弱の訪問となりそれらの生鮮野菜類は栽培困難になってしまいました。

代わりに牛久の「猫の額」の庭に昨年からトマトを植え、暇さえあれば眺め、水やりをし、「水のかけ過ぎ」を注意されています。

お陰様でミニトマトが色づき始め、キュウリも3本収穫できました。

庭のトマトとキュウリ(6月24日)

でも、今年も昨年に続きブドウにブドウスカシクロバの幼虫が大発生してしまいました。毎日見つける度にガムテープで捕獲するのですが切りがありません。幼虫にはまばらに毛が生えているのですが、その毛が皮膚炎の原因になるのではないかと言われていることに気付きました。

ブドウスカシクロバ(6月24日)

文献を探していますが、まだ見つけていません。大阪健康安全基盤研究所が公表している資料などを参考にして、皮膚に炎症を引き起こす蛾の幼虫について調べて見ました。

ブドウスカシクロバが属するマダラガ科の中では、タケノホソクロバやウメスカシクロバの幼虫の毛に炎症作用が認められているようです。

でも、イラガなどと比べれば、その作用ははるかに弱いようなので少しほっとしているところです。実は無知のため、ガムテープを使用する前に、素手でかなり潰していたのですが幸い炎症はありません。

624日、ブドウの支柱に小さな甲虫が止まっていたので、写真を撮り後で調べたところ、アカガネサルハムシのようです。頭が緑色で体が虹色の綺麗な虫でしたが、ブドウの害虫とのことです。目を離している間に見えなくなり、その後は現れていません。

アカガネサルハムシ(6月24日)

登山やハイキング、散歩をしながら虫を見逃さないようにしているつもりですが、綺麗な虫として有名なタマムシにはまだ出会っていません。道路で死体を一匹確保しています。

ハンミョウには5月10日、アカクビナガハムシには6月2日、それぞれ朝日峠へのハイキングの際に出会いました。

ハンミョウ(朝日峠、5月10日)

アカクビナガハムシ(朝日峠、6月2日)

写真を撮っただけなので、またのチャンスを期待しながら散歩する日々を重ねています。

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