2022年3月13日日曜日

筑波山で梅の花の見学と蝶々の写真撮影

   3月12日に筑波山の梅林と四季の道に行ってきました。

孫達が梅林を見学している間、30分程一人で四季の道を歩き回ったところ、たくさんの蝶々に出会いました。

キタテハを3匹程確認し写真を撮りましたが、どれも綺麗な個体でした。

キタテハ(筑波山四季の道 3月12日)

テングチョウの写真もたくさん撮りました。

テングチョウ(筑波山四季の道 3月12日)

四季の道には林を散策できる小径がたくさんありそうなので、草花の咲く時期を楽しみにしています。

筑波山四季の道

梅林に戻り梅の花を見学しましたが、今回は多くの観光客で賑わっていました。駐車場もほぼ満車になりそうな感じでした。

筑波山梅林(3月12日)

梅の花は濃いピンク色や薄いピンク色、白色と様々ですが、まだまだ蕾が多いように感じました。

濃いピンクや薄いピンク、白色の梅の花

桜はソメイヨシノが圧倒的に多く、クローンなのでピンク色の花が一斉に咲きますが、梅の花は赤色から白色まで様々で、品種数もかなり多いものと思われます。

ソメイヨシノの花弁の桃色色素はアントシアニンのシアニジン-3-O-グルコシドであることが分かっているようですが、梅の花の花弁の色素もアントシアニンのシアニジンが主体であるものの、品種によってシアニジンに結合する糖等の種類や結合の仕方が少し異なっているようです。

中国の品種に関する研究では、シアニジン-3-O-ルチノシド等の存在が報告1)されていました。

梅の花のアントシアニン化合物の事例

 また、梅には1本の木に赤や桃色の花と白色の花を同時に咲かせる「源平咲き、キメラ咲き」の品種があるなどかなり多様性があるようで、そのメカニズムに関する研究も盛んに行われ始めているようです。

源平咲の桃の花の例(盛岡にて撮影)

キメラ咲きの白色の花は、フラボノイド合成経路で合成されたアントシアニジンに糖を結合(配糖体化)させて水溶性を高めるための糖転移酵素(UFGT:UDP-glucose flavonoid 3-O-glucosyltransferase)遺伝子に変異が生じ、その発現が弱くなっている2)とのことです。

梅の花の源平咲きの原因は糖転移酵素の変異

なお、配糖体化されたアントシアニンが液胞に蓄積することによって、花弁の色が赤色や桃色になる訳ですが、アントシアニンの液胞への移動はGSTGlutathione S-Transferase)が担っていることなども明らかにされているようです3)

「源平咲き、キメラ咲き」は種子では再現できない一代限りの咲き方ですが、梅についてもそのメカニズム解明に向けた研究がかなり行われているようです。

今後、梅林でキメラ咲の梅の花も探して見たいと思いました。

参考)

1)Changling Zhao et al. : Anthocyanins From the Flowers of Prunus Mume Sieb. Et Zucc., HortScience, 39(4), 771C-771(2004)

2)Xinxin Wu et al. : UFGT: The Key Enzyme Associated with Petals Variegation in Japanese Apricot., Front Plant Sci.,2017,  8, 108.

3)Yajing Li et al. : The Isolation and Identification of Anthocyanin-Related GSTs Chrysanthemun., Horticulturae, 2021, 7, 231.

2022年3月11日金曜日

千代田アルプスでヒオドシチョウの越冬個体と遭遇

   ウクライナの悲惨な様子を気にしつつ、3月10日(木)にかすみがうら市の千代田アルプスの尾根をハイキングしました。

運よく、剣ヶ峰付近で越冬から目覚めた一羽のヒオドシチョウに遭遇しました。綺麗な個体でした。

ヒオドシチョウ(千代田アルプス:3月10日)

ヒオドシチョウ

テングチョウも飛んでいました。テングチョウはあちこちで数匹目撃しました。

テングチョウ(千代田アルプス:3月10日)

今年の冬は寒く雪も積もったので、越冬蝶には過酷な環境だったように感じていますが、昨年より数日早く出会うことができました。

県立中央青年の家の駐車場は利用者のみとのことらしいので、いつもどおり土浦市の小町の館の駐車場にお世話になり、そこから朝日峠展望台に登り景色を眺めた後、表筑波バスカイラインを少し歩いて千代田アルプスに向かいました。

剣ヶ峰に向かう途中でヒオドシチョウとテングチョウの写真を撮ることができました。晴天で気温も少し高かったので日当たりのいい山道に出てきたのでしょう。

昆虫がいると散歩も楽しくなります。

剣ヶ峰頂上では一組の夫婦が景色を眺めながら休んでおられました。

剣ヶ峰頂上(3月10日)

雪入山頂上には一人の男性登山者が休んでおられました。前回は尾根を歩いている途中ですれ違う方はいませんでしたが、春間近になりハイキングをする人が増え始めているようです。

雪入山頂上(3月10日)

浅間山に登る途中でも数人のグループとすれ違いましたが、頂上には誰もいなかったので、祠にお参りした後で昼食休憩をとりました。

浅間山頂上(3月10日)

その後、浅間山から権現山方面に歩き、閑居山から谷津コースでかすみがうら市の上佐谷に下りました。このコースの途中には「スダジイの巨木」があります。また、枝が丸い円を造っているヒノキがスクッと伸びている様子が目を引きました。

スダジイの巨木

枝が円を描いているヒノキ

上佐谷から舗装道路を歩いて三ツ石森林公園、雪入ふれあいの里、茨城県中央青年の家を経て、ホテルいやしの里から直登コースで剣ヶ峰への登山道に出て、そこから朝日峠に向かい駐車場に戻りました。

林道のあちこちでホトケノザが満開になっていました。

ホトケノザの群落(3月10)

 朝日峠展望台も青空に映えていました。

朝日峠展望台(3月10日)

朝日峠から駐車場に戻る途中で、小野小町の化身とも言われている「おかめ岩」の傍を通りましたが、おかめの左目の下に生えた地衣類が涙のように見えました。

おかめ岩の左目の下に涙の雫

 この非常事態が、そう見えるよう心に働きかけたのかも知れません。避難民が200万人を超えたようです。戦争を直ぐに止めて欲しいです。
  ホモサピエンス全員の涙のように感じました。

2022年3月9日水曜日

筑波山登山と梅林の開花

  
 3月4日(金)に筑波山の梅林を見学した後、ウクライナからの撤兵を願いつつ筑波山に登りました。梅の花が咲き始め、観光客も訪れていました。

筑波山梅林(3月4日)

つくし湖の駐車場に車を止め、筑波山登山のための薬王院コースで薬王院まで行った後、林道沼田新田酒寄線で筑波山梅林まで歩きました。その後、筑波山神社でお祈りをし、御幸ヶ原コースで筑波山に登り、女体山頂上から三本松コースで筑波山キャンプ場に下りました。キャンプ場から薬王院コース出会いまで鬼ヶ作林道を歩き、薬王院コースでつくし湖まで戻りました。筑波山を半周した感じですが、アイフォンのヘルスケアソフトによると16.5㎞歩いたことになっていました。

つくし湖のトイレ脇の駐車場は満車になっている場合が多いのですが、今回は駐車できました。

つくし湖からの筑波山登山 薬王院コース

薬王院コースで薬王院まで歩き、そこから「はぶつみかん園」脇の道を通り、林道沼田新田酒寄線で筑波山梅林にたどり着きました。70分ぐらいかかりました。

薬王院

林道沼田新田酒寄線で筑波山梅林へ(3月4日)

梅林を221日に訪問した際には、観光客はほとんどいませんでしたが、さすがに今回はたくさんの観光客が訪れていました。でも、駐車場は半分車で埋まった程度のようでした。

筑波山梅林(3月4日)

梅林から筑波山神社まで歩きお参りをした後「御幸ヶ原コース」で御幸ヶ原に登り、女体山頂上まで歩きました。

筑波山神社の門と御幸ヶ原コース登山口

御幸ヶ原までの登山道の雪は消えていたので、周りを見渡しながら楽しく歩くことができました。

御幸ヶ原コース(3月4日)

頂上周辺にはまだ雪が少し残っていて、筑波キャンプ場に下る三本松線登山道は雪道でした。踏み後は凍っていましたが、その周りの雪は柔らかになっていましたので、滑って転ぶことはありませんでした。

筑波山頂上から筑波キャンプ場へ下山(3月4日)

登りの登山者数組と出会いましたが、スパイクチェーンを履いておられました。

筑波キャンプ場で遅い昼食を食べました。誰もいなかったのですが、本当に春間近の気配で楽しい気分になりました。

筑波高原キャンプ場(3月4日)

キャンプ場から鬼ヶ作林道に向かいましたが、鬼ヶ作林道は車両通行止めになっていて、舗装道路が氷で覆われている所もありました。

鬼ヶ作林道の様子(3月4日)

鳥の鳴き声が聞こえるので目を凝らして探しましたが、全く見つけることが出来ませんでした。山間の鳥は近くの木に止まりジッとすることがないので、歩きながら発見するのは難しいです。

薬王院コース出会いから薬王院コースで下山し、無事つくし湖にたどり着きました。疲れましたが楽しいハイキングでした。

つくし湖付近(3月4日)

2,000年から現在まで22年間実質的にロシアを指導・支配し、社会民主主義を育てたはずのプーチン大統領の選択肢に戦争があるとは思いませんでした。国有企業の民営化がオルガルヒ(新興財閥)を生み、その頂点に大統領が君臨し蓄財しているのであれば、自由民主主義による必然的(あるいは無政策)な格差の拡大よりもはるかに罪が大きいと思います。

世界の将来のために、平和的・発展的解決の道が見えてくることを願っています。

2022年2月28日月曜日

冬季のつくば市洞峰公園などの鳥の様子

   つくば市の洞峰公園に良く出かけます。226日(土)にも出かけましたが、たくさんの方がジョギングをしていました。若い方々がグループで走る姿が増えたように感じました。

この時期、昆虫はほとんど見つからないのですが鳥の声を良く聞くようになりました。スズメとは異なる鳴き声をたよりに探したところ、シジュウカラの群れを見つけました。同じ木に5~6羽止まって鳴いていました。

シジュウカラ(洞峰公園:2月26日)

シジュウカラ

近くに巣穴があったようです。

巣穴に入るシジュウカラ

2年前に自宅の網戸に足を引っかけ、飛べなくなった幼鳥を救助したことがありました。その後、家の前の電線でシジュウカラを良く見かけ、声をかけていた時期がありました。

洞峰公園の洞峰沼にはカモがたくさんいて、訪れる度に観察するのですが、115日に訪問した際には沼に薄い氷が張り、その氷の上にカモが立っているのを見て驚きました。洞峰沼が凍るとは思いませんでした。

カモが背中の翅にくちばしを潜り込ませて暖をとっているのも初めて見ました。寒い時のポーズなのでしょうか。

でも、いつ来てもカモはツガイで仲良く並び泳いでいます。感心します。

カモのツガイ

226日に洞峰公園でウグイスにも出会いました。

ウグイス

2月18日に牛久沼から遠山自然保護林方面を散歩しましたが、その際にも見かけた鳥の写真を撮っていました。

牛久沼にはオオバンが結構たくさんいて、いつでも観察することができます。

牛久沼のオオバン

また、当日は運よく遠山城跡近くの水田にチョウサギとアオサギが並んでいるのを発見しました。アオサギは結構スタイルが良かったです。


アオサギ

スズメが電線に並んで止まっていましたが、そのスズメによく似た「アオジ」を道端の藪で見つけました。あまり飛び回らない鳥のようなので写真を撮ることができました。初めてみました。

アオジ(2月18日)

散歩中はジッとすることなく動き回るので鳥は直ぐに飛び立ち、中々シャッターチャンスに恵まれません。

でも少しずつ鳥の写真も撮り(トリ!)ためています。

鳥に国境はありません。

2022年2月27日日曜日

2月末の朝日峠、小町山、宝篋山の様子

    225日は晴天だったので、朝日峠から小町山そして宝篋山までハイキングに行ってきました。

風があったので結構寒かったのですが、2月14日の雪道とは異なり、水源の森も朝日峠も、もうすぐ春がやってきそうな雰囲気でした。

小町の館から朝日峠へ(2月25日)

朝日峠から霞ヶ浦方面を撮った写真には牛久大仏も映っていました。

朝日峠展望台から見える牛久大仏(2月25日)

朝日峠から小町山に向かい、急坂を登り頂上にたどり着きました。途中の「もぐもぐ処」には、めずらしく登山客はいませんでした。

朝日峠から小町山へ

小町山頂上から宝篋山に向かいましたが、表筑波スカイライン道路の日陰部分には少し雪が残っている場所もありましたが、他はほぼ消えた様子でした

小町山から宝篋山へ

宝篋山では頂上付近の山道に雪が少し残っていました。

宝篋山に登る山道の様子(2月25日)

頂上では数組の登山客が休んでおられました。

宝篋山頂上から筑波山の眺望(2月25日)

宝篋山から東城寺へと下山しましたが、いつものように、小川の水が勢いよく流れていました。

宝篋山から東城寺へ

小町山への登山コースの天の川コースを横切り小町の館駐車場に戻りました。

東城寺から小町の館へ

桜の花の蕾が少し膨らみ、赤味を帯びていました。

小町の館の桜の様子(2月25日)

3月になると、蝶々なども飛び始めることと思います。昨年は、3月中旬に小町山でヒオドシチョウの写真を撮りました。もうそろそろです。

新型コロナウイルスも終息することを願っています。

でも24日には、ロシアがウクライナに軍事侵攻したようなので、新たな不安が世界に蔓延しそうです。リーダとなるべき大国が戦争を選択するということの影響力は計り知れません。

ロシア、ウクライナには、双方に親戚を持つ国民が多いと言われているようです。兵士の心は揺れているはずです。切ない戦争です。

高校生の頃、ロシア民謡の「カチューシャ」が流行し、ロシア語をカタカナで書いて「ラースツベターリ・・・・」と歌った覚えがあります。当時意味は分からなかったのですが、カチューシャが戦地に向かった兵士を想い歌った内容とのことでした。ロシア民謡は今でも好きです。

 戦禍が拡大しないことを願っています。