明日(29日)から春の大型連休です。でも新型コロナウイルス感染症のための緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が5月11日まで実施されます。変異株が広まっているとのことですが、ワクチン接種への取り組み姿勢がオリンピックも含めて、今後の鍵を握っているように思います。目の色が変わるほどの真剣な姿勢が伝われば世界が共感すると思います。
ウイルスは無作為にどんどん変異して多様化し、対策の薄い集団にその時点で最適な変異株が蔓延するので、感染が広まるのはウイルスの生存戦略というよりも、人間側が結果的に変異株を選択し蔓延を許していると言っていいのかも知れません。
インドでは1日に35万人以上が新たに感染しているようです。米国では、感染者が国民の10%に近づきつつあります。日本は、まだ0.45%ですが、油断すると日本人の自然免疫や獲得免疫をくぐり抜ける日本人好きの変異株が取り付くかもしれません。怖いです。
人間の行動はコロナ禍で制限されますが、自然の営みはこれまでと変わりません。牛久では春の草花がどんどん育っています。また、昆虫も今年生まれの成虫を良く見かけるようになりました。新旧交代の季節です。
草地では、タンポポが綿毛になり種を飛ばし始めました。オオイヌノフグリやカタバミ等の早春の植物からハルジオンやニガナ、ギシギシ属等へと植物相が変わり始めています。
この時期に咲く、ムラサキサギゴケやユウゲショウは毎年綺麗だなと思って眺めます。
春早くから成長を始めるカタバミを食草とするヤマトシジミや、ギシギシ属を食草とするベニシジミ、カラスノエンドウやシロツメクサを食草とするツバメシジミは、幼虫で越冬し、早春に成長した新芽を食べ羽化して成虫になり、今はあちこちで飛び始めています。
越冬成虫が姿を消し、幼虫で越冬したグループが主流になったようです。次は、卵で越冬したグループが姿を見せるのでしょう。楽しみです。
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