4月19日に筑波山周辺を散策しました。薬王院駐車場に車を止めて石岡市のつくばねオートキャンプ場まで歩き、つつじが丘方面への登山口から筑波山に登り、薬王院コースで下山しました。下山後に駐車場で確認したところ10時22分から14時57分までの4時間35分間で17.6㎞歩いていました。さわやかな新緑を楽しむことができました。
林道鬼ヶ作線に設置された平成21年の案内板によると、薬王院から筑波高原キャンプ場方向に延びる舗装道路は「関東ふれあいの道」と呼ばれているようです(1)。
鬼ヶ作国有林の中を通るこのふれあいの道は丁寧に整備されていて、新緑がとても綺麗でした。道端に生え始めた野草の写真をたくさん撮りました。
ユースホステル跡に向かう道路とキャンプ場に向かう道路の分岐点からは砂利道でしたが、加波山などの山々が見え、登ってみたいと思いました。関東ふれあいの道-茨城県コースには18コースが設定されており、「筑波連山縦走の道コース(17.35km)」があるようです(2)。
筑波高原キャンプ場までの様子 |
キャンプ場から国民宿舎までも砂利道ですが、あちこち眺めながら気楽に歩くことができました。途中に湯袋峠に降りる山道があり、心を惹かれましたがそのまま国民宿舎まで歩きました。
キャンプ場から国民宿舎までの様子 |
国民宿舎は閉鎖されていましたが、直ぐそばにオートキャンプ場がありました。
オートキャンプ場には車が数台駐車していました。芝生が綺麗に刈り込まれており、新緑の山がとても綺麗でした。
国民宿舎が閉鎖されたことによるものと思われますが、国民宿舎からキャンプ場に戻る途中にあるつつじが丘方面への登山口にはロープが張られていました。
女体山頂上までの様子 |
この道を通り、つつじが丘方面に向けて登山し始めましたが、途中でキャンプ場方向への横道があったので、そこを通り最終的にキャンプ場から女体山に登る登山道に合流し、道の両側に咲いているカタクリの花を見ながら頂上まで登りました。頂上では数グループの登山者が風景を眺めていました。
その後、御幸ヶ原で少し休憩して男体山には登らすに薬王院コースで下山しました。
薬王院コースで下山 |
今回の登山では、蝶々にほとんど会いませんでした。唯一、キャンプ場でキタテハの写真を撮ることができました。キタテハの翅はそれほど痛んではいませんでしたが、やはり越冬疲れの様子でした。産卵を終えたのでしょうか。お疲れ様です。
タテハ蝶類は、新旧交代の時期のようです。もう少しすると今年度生まれの蝶が飛び始めるのでしょう。シジミチョウ類は今年度生まれが既に飛び始めているようです。
国民宿舎から戻る途中で、ツクバキンモンソウを見つけました。筑波山で初めて確認されたキンモンソウとのことです。幸運でした。3株ありました。
また、山頂周辺ではエイザンスミレを見ることができました。4月8日には見つけられませんでしたので、タチツボスミレなどより花の開花時期が遅いのでしょうか。
その他、ネコノメソウやミミガタテンナンショウなど植物の写真をたくさんとりました。ネットで調べても分からないものも結構ありました。花がないものは、見分けが難しいです。しばらく気にしつつ調べたいと思っています。
充実したハイキング・登山でした。
参考)
1)関ふれNAVI:https://kanto-fureai.net
2)茨城県 県民生活環境部 自然環境課: 関東ふれあいの道ー茨城県コース コース紹介
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