岩手から牛久に戻り、1月14日(日)に牛久沼へ散歩に出かけました。
前日の深夜から朝方までかなり冷え、雪も少し降ったようです。牛久城跡の二つの広場には雪が少し残っていました。
雪の牛久城跡(1月14日) |
でも林には雪もなく、カラタチバナが赤い実を付けていました。
牛久城跡のカラタチバナ |
牛久沼の木道を通り、湖面を眺めながら三日月橋まで歩きました。沼の岸辺には太公望がたくさんおられました。
牛久沼付近の様子(1月14日) |
三日月橋から稲荷川方面を見ると、雲一つなくスッキリとした風景でした。
三日月橋から稲荷川上流の風景 |
いつもは、三日月橋から桜並木通りを歩くのですが、今回は「たまやボート」方面へ行って見ました。道なりに歩くと牛久沼つり船組合事務所の案内がありましたが、そこから湖岸に向かいました。
三日月橋から「たまやボート」方面へ |
その後、東林寺の脇を通り「うしくかっぱガーデンキャンプ場」に行ってみました。キャンプ場の奥はギャラリー一乃望でした。大きなハクチョウのオブジェがありました。
かっぱガーデンキャンプ場周辺から谷田川方面へ |
キャンプ場から谷田川の「天神下の渡し場」方面に向かって歩き、谷田川から野田牛久線に出ました。
その後、野田牛久線の茎崎交流センターを通り過ぎ、稲荷川沿いの遊歩道を牛久アヤメ苑まで歩きました。
稲荷川沿いの遊歩道の景色など |
稲荷川の刈谷橋の下にはいつものようにオオバンがいました。他の渡り鳥は見つかりません。
世界的に渡り鳥の減少が指摘され始めているようなので(1)、気になります。
稲荷川沿いの遊歩道はススキやオギなどの花穂に囲まれ、歩くのが楽しいもののススキとオギの違いが気になります。
ススキとオギの花はよく似ていて分かりにくいのですが、良く見るとススキの花はオギより茶色がかっていてノギが出ているとのことです。
ススキの花穂とノギ |
ススキやオギの他にヨシも生えています。ススキは茅葺屋根の茅(カヤ)ですが、ヨシの茎はヨシズに利用されてきました。稲荷川沿いの遊歩道にはそれらが混ざって生えているので、花を手に取り確かめたくなります。
オギ ススキ ヨシ(葦) |
アヤメ苑に戻り、小川芋銭の河童の碑と雲魚亭を見学して自宅に戻りました。
牛久沼アヤメ苑付近(1月14日) |
春が待ち遠しいように思いますが、冬は木々の葉が散り遠くまで見渡すことができるので、開放感があります。
一日中快晴でしたので、散歩をされている方が多かったように感じました。
参考)
1)Kenneth V. Rosenberg et al.: Decline of the North American avifauna. Science, 366, 120-124(2019)
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