9月30日(土)「つくば道」を歩いて筑波山の頂上まで登りました。
北条大池と平沢官衙の近くにある登山・ハイキング・ツーリング者用の駐車場に車を置き、平沢官衙の脇を通りつくば道に出て、田井郵便局から普門寺まで歩きました。
平沢官衙から「つくば道」の普門寺へ |
普門寺は鎌倉時代末(1320年初期)に乗海大和尚によって開創された真言宗のお寺で、小田家の祈願寺だったとのことです。
入り口の黒門と本殿前の赤門が厳かな雰囲気で、黒門前の六地蔵の手元がしっかり見え凛々しく感じました。
つくば道の普門寺の赤門、黒門、六地蔵 |
六地蔵は、気象変動、コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻など、これまでにない不安な「無仏時代」とも言える混乱の今に、救いの道を示されているのかも知れません。
田井地区の本通りは歴史を感じます。田井ミュージアムの前の菓子屋さんでドーナッツと焼き菓子を買いました。手作り感がありとても美味しかったです。
田井地区から六丁目鳥居へ |
六丁目鳥居から急坂になりましたが、無事筑波山神社前の道路に出ることが出来ました。
つくば道の終点の少し前に旧筑波山郵便局があったようで、建物が保存されていました。
旧筑波山郵便局 |
筑波神社には何度もお参りに来ていますが、神社前の階段から続く「つくば道」の道標を見たことはありませんでした。今回のハイキングでしっかり確認することが出来ました。
つくば道の道標 |
つくば道の石碑 |
筑波山神社でお参りをし、「御幸ヶ原コース」で登山を開始しました。
結構キツイ上り坂ですが、同じ色のシャツで登るグループの方々に混じり、子供連れの方、ソロの方などこれまでよりかなり多くの方々がチャレンジしているように感じました。
筑波山神社から御幸ヶ原コースで登山 |
何度も休憩しながら御幸ヶ原に到着し、昼食をとりました。幸福団子も買って食べました。
女体山の頂上にも登りましたが、頂上待ちの行列ができるほどの賑わいで、かなり待ちました。
女体山頂上の神社 |
筑波山神社からのケーブルカーやつつじが丘からのロープウェイもありますが、自力で登る方々も意外に多いことに驚きました。
御幸ヶ原から女体山頂上に向かう登山道にアザミの花が咲いていました。花が下を向き、花托にたくさんの棘上の萼が出ていますので、ナンブアザミあるいは関東に主に分布すると言うホソエノアザミでしょうか。日本には160種以上1)のアザミが分布しているとのことなので難しいです。
女体山登山道のアザミ |
つくば道は一人旅でしたが、またチャレンジしたいと思っています。
参考)
1)日本のアザミ:検索結果 >> 標本・資料データベース :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo (kahaku.go.jp)
0 件のコメント:
コメントを投稿