2024年7月20日土曜日

七月の牛久沼散歩とハゴロモ類

   7月19日に牛久沼まで散歩しました。

牛久城跡に10時頃到着し、牛久城跡の中を通って牛久沼まで歩きました。薄曇りの日でしたが、かなり暑く大分汗をかきました。

牛久城跡から牛久沼へ(7月19日)

牛久城跡ではベッコウハゴロモを見つけました。近くに幼虫もいました。お尻に白い毛がたくさん生えています。

ベッコウハゴロモの成虫

ベッコウハゴロモの幼虫

牛久沼の木道から林沿いの道を歩き湖岸で少し休憩しました。

牛久沼の遊歩道(7月19日)

林沿いの道ではヒメウラナミジャノメがヒラヒラと飛んでいました。良く見かけるジャノメチョウです。

ヒメウラナミジャノメ

沼のほとりでは、スケバハゴロモと幼虫を見つけました。

スケバハゴロモの成虫と幼虫

ヒメジャノメも飛んでいました。

ヒメジャノメ

牛久沼からアヤメ苑へと移動し、トイレの屋上の展望台からアヤメ苑などを眺めました。

牛久沼のアヤメ苑(7月19日)

アヤメ苑のトイレ屋上展望台からの眺めは綺麗です。

その後、林沿いの舗装道路を通って小川芋銭の河童の碑まで歩きましたが、途中の林のアオキの枝にアオバハゴロモの成虫がたくさんいました。

アオバハゴロモ

ハゴロモ類は農業害虫1)なので、農家の方からは駆除の対象にされますが、7月中頃からの暑い季節は、蝶々などの昆虫が少なくなるので、散歩の際には観察の対象になってしまいます。

河童の碑を見てから雲魚亭を通り、牛久駅方面に戻りました。

小川芋銭の雲魚亭(7月19日)

ハゴロモ類には、もっとも普通に見られるアオバハゴロモに加えて、ベッコウハゴロモやスケバハゴロモ、アミガサハゴロモなどがいるようです。

今年は、7月13日につくば市洞峰公園でアミガサハゴロモの写真を撮っていましたので、全種類を確認することができました。

アミガサハゴロモ(つくば市洞峰公園にて)

幼虫から成虫へと変わる際の様子を確認していないので、とても気になります。

参考)

1)酒寄 健修:スケバハゴロモの生態と防除(1)、茨城県病害虫研究会報、18、31-34(1979


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