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2025年7月4日金曜日

剣ヶ峰広場から三ツ石森林公園まで千代田アルプスのハイキング

 7月3日(木)剣ヶ峰広場から浅間山までの千代田アルプスをハイキングしました。

土浦市の小町の館駐車場へ朝8時45分に着き「おかめ岩」からヒノキ林を通り朝日峠展望公園まで登りました。時々日が射したり小雨が降ったりする蒸し暑い日でした。

小町の館から朝日峠展望公園へ(7月3日)

シダ植物やハゴロモ類の様子を見ながら歩いていたところ、朝日峠展望公園の林道脇に生えたクサギの葉に一匹のキイロテントウがいました。キイロテントウの餌はうどん粉病などの菌類とのことです。

朝日峠展望公園のキイロテントウ(7月3日)

朝日峠展望公園から表筑波スカイライン道路に出て、電波塔の管理道路を通り剣ヶ峰広場まで歩きました。

朝日峠展望公園から剣ヶ峰広場へ(7月3日)

広場で少し休憩した後、雪入山頂上を通り青木葉峠に出て、そこから黒文字平方面への山道を歩き浅間山に登りました。剣ヶ峰広場から浅間山やその向こうの閑居山へと続く尾根伝いの道は通称「千代田アルプス」と呼ばれ、近隣の方々に親しまれているようです。今回はかなり蒸し暑い日でしたので、登山道を歩く方は見当たりませんでした。

剣ヶ峰広場から雪入山頂上を経て浅間山へ

浅間山の登山口付近にウツボグサの花が咲いていました。手も汗だらけになっていたので、知らぬ間にカメラのレンズが濡れ写真がぼやけていました。

浅間山登山口付近のウツボグサ(7月3日)

浅間山頂上から三ツ石森林公園に下り、東屋付近で少し早い昼食休憩を取りました。

浅間山から三ツ石森林公園へ(7月3日)

その後、森林公園から舗装された林道へ出て「雪入ふれあいの里公園」まで歩き、ネーチャーセンターの自販機で飲料を購入しました。冷たくて美味しかったです。一気に飲み干しました。

三ツ石森林公園から雪入ふれあいの里公園へ

ふれあいの里公園から茨城県中央青年の家に向かう山道を通り、舗装された林道に出ました。そこから中央青年の家の脇を通り「いやしの里」まで登りました。

雪入ふれあいの里公園から「いやしの里」へ

中央青年の家に向かう舗装された林道でアオオサムシを見つけました。道路にはたくさんのミミズの死骸があるのでそれを探しているのでしょうか。

舗装された林道を歩くアオオサムシ(7月3日)

その後、いやしの里からフルーツラインに出て表筑波スカイラインを通り朝日峠展望公園まで戻り、もみじ谷から小町の里まで下りました。

いやしの里から朝日峠展望公園を経て小町の館へ

小町の館には13時10分に着きました。汗だくになりましたが、また頑張ります。


2025年5月8日木曜日

令和七年、新緑の石岡市千代田アルプスハイキング

   5日7日(水)、土浦市の小町の館駐車場に車を置き、石岡市の剣ヶ峰広場から千代田アルプスを三ツ石森林公園までハイキングしました。

三ツ石森林公園にはタツナミソウが咲いていました。

タツナミソウ(5月7日)

オサムシの仲間も見つけました。

オサムシの仲間(5月7日)

   小町の館に11時頃に着き、朝日峠展望公園を目指して「おかめ岩」に立ち寄り「もみじ谷」まで登りましたが、昨日は夜半まで雨が降っていたので、草木の葉や木々の葉の新緑が鮮やかでした。

小町の館からおかめ岩を通りもみじ谷へ(5月7日)

もみじ谷から道祖神前を通り過ぎ「水源の森」から朝日峠展望公園まで歩きました。藤の花は終わりを迎えていましたが、展望公園の周りの林や草原の緑が青空に映えていました。

水源の森から朝日峠展望公園へ(5月7日)

朝日峠展望公園頂上から霞ヶ浦がクッキリと見え、その側に牛久大仏や右遠方にはスカイツリーも確認できました。

朝日峠展望公園頂上からの眺望(5月7日)

展望公園から表筑波スカイラインに出て、電波塔の管理道路に入り剣ヶ峰広場から雪入山(標高345m)まで歩きました。

朝日峠展望公園から剣ヶ峰広場を通り雪入山へ

雪入山からヤマツツジが咲く千代田アルプスの尾根を通り黒文字平で少し休憩した後、浅間山(標高344.6m)に登りました。

雪入山から黒文字平を通り浅間山頂上へ(5月7日)

浅間山頂上から三ツ石森林公園に下りました。

浅間山頂上から三ツ石森林公園へ(5月7日)

三ツ石森林公園から舗装された林道を雪入山ネーチャーセンターまで歩きましたが、ネーチャーセンターは休館日でした。

三ツ石森林公園から雪入ネーチャーセンターへ

ネーチャーセンターから中央青年の家への山道を通り舗装された林道に下り、その林道を歩いて「いやしの里」に到着し、「いやしの里」からフルーツラインを朝日峠展望公園まで歩き、小町の館に下山しました。

雪入ネーチャーセンターから「いやしの里」、
朝日峠展望公園を通り小町の館へ下山

シダ植物の写真もかなり撮りましたが、結構ユニークな姿の個体が気になりました。まだ名称は分かりません。

形がユニークなシダ植物(5月7日)

シダ植物は種類が多く判別するための特徴が微妙で、しかもいくつもあるので、同定がかなり大変です。



2024年7月22日月曜日

七月の小町の館から千代田アルプスのハイキング

   7月21日(日)の9時から公民館でお祭りの実行委員会がありましたが、天気が良かったので午後から土浦市の小町の館に出かけ、千代田アルプスのハイキングをしました。

小町の館に1330分頃に到着し、「もみじ谷」や「水源の森」などを通り朝日峠展望公園まで歩きました。

小町の館からもみじ谷を経て朝日峠展望公園へ

朝日峠展望公園付近の日陰の枝には、アオバハゴロモやベッコウハゴロモが止まっていました。暑い日でしたので蝶々は見当たりませんでした。

ベッコウハゴロモ

朝日峠展望公園から表筑波スカイライン道路に出て、電波塔の管理道路を通り「剣ヶ峰」まで行きました。

朝日峠展望公園から剣ヶ峰へ(7月21日)

途中で、黒い大きなチョウが林の中から道路に飛び出し、幸い近くに止まりました。クロヒカゲのようです。翅の端が茶色ですが、ヤマユリの花の花粉でしょうか。

剣ヶ峰のクロアゲハ(ヤマユリの花粉まみれ?)

参考)ナガサキアゲハ(牛久市自宅:6月29日)

モンキアゲハも数匹見かけましたが、近くに止まってくれませんでした。

道路脇にはヤマユリの花がたくさん咲いていました。丁度満開の時期のようです。

ヤマユリの花

アオキなどの木々の葉が日光に照らされていましたが、以前牛久沼を散歩した際に見つけた、シロダモハコブフシが数個着いたシロダモの葉を見つけました。

シロダモの葉と虫こぶ(シロダモハコブフシ)

小町山にもありましたので、虫こぶを形成するシロダモタマバエが結構いるようです。

一方、シロダモと同じクスノキ科に属するヤブニッケイやクスノキの葉には、フシダニによる虫こぶが出来るようですが、クスノキの葉には葉脈の分岐点に2mm程の「ダニ室」があり、主にフシダニを住まわせ、肉食性のダニを呼び込み虫こぶを作るフシダニや他の有害なダニ類を食べてもらっているようです1,2)。他に、フシダニ類をダニ室に閉じ込めて落葉によって排除する機能も持つと言われていて、ヤブニッケイよりもフシダニによる虫こぶは出来にくいようです。ダニと樹木の関係に興味を持ちました。

 剣ヶ峰から雪入山を通り千代田アルプスを三ツ石森林公園まで歩きました。

雪入山から三ツ石森林公園へ

三ツ石森林公園には1510分頃に到着しましたが、山歩きには少し遅い時間だったので浅間山には登りませんでした。

 その後、三ツ石森林公園の自販機でドリンクを購入し「雪入山ふれあいの里公園」まで歩きました。

三石森林公園から雪入山ふれあいの里公園へ

 ふれあいの里公園には1540分頃に到着しました。

 17時前に小町の里に戻りたいとの思いから、直ぐに茨城県立中央青年の家方面に向けて歩きだし「いやしの里」から筑波山フルーツライン道路に出て、朝日峠展望公園に戻りました。

雪入山ふれあいの里公園から林道を通りいやしの里へ

 朝日峠展望公園には、1630分に着き、なんとか17時前に小町の里に到着することができました。

表筑波スカイラインから小町の館へ

 かなり暑い日で、しかも午後の遅い時刻までのハイキングでしたので、すれ違うハイキングの方はおられませんでした。

 しばらく運動をしておらず、しかも急ぎましたのでたくさん汗をかきましたが爽快なハイキングでした。

 

参考)

1)西田 佐知子:葉上の小器官「ダニ室」、Bunrui 4(2), 137-150 (2004)

2)笠井敦:クスノキのダニ室内外で観察されるダニ類の相互作用に関する研究.  hdl:2433/144106  

2024年3月21日木曜日

千代田アルプスのムラサキシジミやテングチョウなど

   ヒオドシチョウがそろそろ飛び回っているだろうと思い、千代田アルプスと小町山に3月20日の天皇誕生日に早朝から出かけました。

でも、残念ながら出会えませんでした。代わりに雪入山の麓でムラサキシジミを見つけました。テングチョウもたくさんいました。

ムラサキシジミ 雪入山ふれあいの里(3月20日)

小町の館に車を置き、8時頃からもみじ谷や水源の森を通り朝日峠展望公園に登り、そこからパープルラインへ出て、パープルラインから電波塔への林道に入り剣ヶ峰、雪入山へと歩きました。

小町の館から朝日峠、剣ヶ峰、雪入山へ

電波塔への林道ではテングチョウを数羽見つけました。

テングチョウ(3月20日)

雪入山から秋葉峠に降りて、黒文字平を通り秋葉山頂上に登り、そこから三ツ石森林公園へと下り、舗装道路に出て「雪入ふれあいの里公園」まで歩きました。

雪入山から秋葉峠、浅間山、三ツ石森林公園へ

三ツ石森林公園の遊歩道にミヤマセセリが止まっていました。

ミヤマセセリ(3月20日)

三ツ石森林公園から雪入ふれあいの里公園までの舗装道路では、10人前後のトレイルランナーグループに出会い挨拶しました。車も数台追い越していきました。

雪入ふれあいの里公園(3月10日)

雪入ふれあいの里公園の少し手前でムラサキシジミが目に止まりました。ルリシジミの雌も同じような表翅の文様なので、裏翅も確認しました。

雪入ふれあいの里公園から中央青年の家に向かう林道を歩き、キャンプ場併設の「いやしの里」まで登り、そこから「急坂コース」で剣ヶ峰に向かう電波塔の林道に出て、元来た道を通り朝日峠展望公園に戻りました。

ふれあいの里公園から「いやしの里」を通り朝日峠へ

雪入りふれあいの里公園から中央青年の家に向かう林道では、キタテハに会いました。テングチョウもたくさん飛んでいました。昨年、一昨年はテングチョウが少ないように感じましたが、今年はかなり多いようです。

キタテハ(3月20日)

林道からショートカットで、「いやしの里」方面への山道を歩きましたが、その途中でアカタテハを見つけました。なぜか足元に飛んできて止まりましたが、汗の臭いに魅かれたのでしょうか。

アカタテハ(3月20日)

剣ヶ峰でヒオドシチョウに出会えなかったので、朝日峠展望公園頂上から下山して、ヒノキ林の登山道を通り「よろこぶ」坂を登って小町山頂上まで行きましたが、蝶などは見つけることができませんでした。

「よろこぶ」坂を通り小町山頂上、小町の館へ

小町山から長寿コースを通り1230分頃に小町の館に戻りましたが、ヒオドシチョウには出会えなかったものの、ムラサキシジミやテングチョウ、キタテハ、アカタテハなど、様々な蝶々を追いかけながらハイキングすることが出来ました。

2023年10月14日土曜日

千代田アルプスハイキングとアサギマダラ

  10月12日(木)に土浦市の小町の館駐車場に車を置いて、三ツ石森林公園まで千代田アルプスをハイキングしました。

10時半頃に小町の館を出発し、「もみじ谷」や「水源の森」を通り朝日峠展望台公園まで登りました。

小町の館から朝日峠展望公園へ

  朝日峠に向かう途中の山道でムラサキシジミを見つけました。綺麗でした。

ムラサキシジミ

ウラギンシジミも飛んでいました。快晴で程よく暖かい日よりでしたので、蝶々が日向に出てきたようです。

ウラギンシジミ

朝日峠展望公園ではたくさんのバッタ類やヤマトシジミなどと共にツマグロヒョウモンも数羽飛んでいました。

朝日峠展望公園から表筑波スカイライン道路に出て、ハングライダー飛行場向かいの林道に入り剣ヶ峰まで歩きました。セイタカアワダチソウの花も咲き始めていました。

朝日峠展望公園から剣ヶ峰広場へ

途中、キタテハを数羽見かけました。

キタテハ

また偶然ですが三羽のアサギマダラが山道のアザミの花の周りを飛び回っていました。

アサギマダラ(10月12日)

翅に黒い雄の性紋のある個体と雌の個体が並んでアザミの花の蜜を吸っていました。

アサギマダラの雄と雌

剣ヶ峰頂上広場(360m)では2組のグループが休憩しておられました。

剣ヶ峰から雪入山頂上(345m)を通り秋葉峠を横切り浅間山(344.6m)に登りました。

剣ヶ峰頂上から浅間山頂上へ

頂上から三ツ石森林公園へと下り、東屋で休憩し「森の小屋」に到着しました。

浅間山頂上から三ツ石森林公園へ

そこから舗装道路を歩いて、以前多くの人が水を汲みに来たと言われている「金命水」跡を見学し、青木葉峠までの登り道をテクテク歩きました。

青木葉峠から元来た登山道に戻り、旧ハングライダー飛行場まで行き休憩していると、一羽の黒い蝶が飛んできました。

三ツ石森林公園から秋葉峠へ

翅に白い斑点があるので「モンキアゲハ」のようです。近くに止まりましたが、直ぐに飛んで行きました。写真はピント外れでした。残念です。

モンキアゲハ

今回のハイキングでは、様々な蝶々と出会うことができました。これから冬までの間にたくさん写真を撮りたいと思っています。