2017年7月16日日曜日

無農薬栽培のジャガイモ畑の状況

 ジャガイモの葉は、オオニジュウニヤホシテントウの食害ですっかり茶色に変わっていました。今回は、ブルーベリー摘みが本来の目的なので、715日のみの日帰り訪問でした。

 雑草を取り除いて管理したジャガイモ畑では、オオニジュウニヤホシテントウを完全に除去しきれなかったので、1週間の間に被害が全域に拡大していました。これまで見たことのなかった黄色で毛の生えた幼虫と、毛が少し抜け蛹化し始めた幼虫が見つかりました。すごい食欲であることが分かりました。一方、雑草の中で生育しているジャガイモにもやはり、オオニジュウヤホシテントウの食害はありましたが、被害は少ないようです。でも、雑草に負けているので生育状況は良くりません。どちらもかなり収量は少ないのかも知れませんが、このまま生育させて8月には収穫する予定です。

 ジャガイモ畑で、オオニジュウヤホシテントウを結果的に飼育してしまったので、近隣に迷惑をかけているのかも知れません。小規模の家庭菜園なので大目に見て欲しいと思っています。


ジャガイモを植えたことを契機に、5月初めからブログを書き始め、ジャガイモ畑で良く見かけるテントウムシに焦点をあて、その餌となるアブラムシ等についても注目しながら、畑に出現する昆虫類を調べようと思っていましたが、残念ながらジャガイモ畑のテントウムシは、オオニジュウヤホシテントウのみでした。アブラムシが見つからなかったので、当然のことかもしれません。


ジャガイモを加害する、ワタアブラムシの受精卵はムクゲの枝やアカネの根本で越冬し、一方、ジャガイモヒゲナガアブラムシの場合は、ギシギシ類やクローバー類で受精卵が越冬するようですが、たまたまジャガイモ畑の周囲には水田が多いため、そうした雑草が少なく、アブラムシが少ない環境になっていたためだろうと思っています。

ジャガイモの収穫を8月に行いますので、とりあえずこのブログはそこまで継続することにします。これまで、昆虫はいたるところにいて、見つけるのは簡単だろうと思っていましたが、私の場合は、たぶんまだまだ見つける技術と熱意が足りないのかも知れません。これから修行を積みたいと思っています。



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