雑草を取り除いて管理したジャガイモ畑では、オオニジュウニヤホシテントウを完全に除去しきれなかったので、1週間の間に被害が全域に拡大していました。これまで見たことのなかった黄色で毛の生えた幼虫と、毛が少し抜け蛹化し始めた幼虫が見つかりました。すごい食欲であることが分かりました。一方、雑草の中で生育しているジャガイモにもやはり、オオニジュウヤホシテントウの食害はありましたが、被害は少ないようです。でも、雑草に負けているので生育状況は良くりません。どちらもかなり収量は少ないのかも知れませんが、このまま生育させて8月には収穫する予定です。
ジャガイモ畑で、オオニジュウヤホシテントウを結果的に飼育してしまったので、近隣に迷惑をかけているのかも知れません。小規模の家庭菜園なので大目に見て欲しいと思っています。
ジャガイモを植えたことを契機に、5月初めからブログを書き始め、ジャガイモ畑で良く見かけるテントウムシに焦点をあて、その餌となるアブラムシ等についても注目しながら、畑に出現する昆虫類を調べようと思っていましたが、残念ながらジャガイモ畑のテントウムシは、オオニジュウヤホシテントウのみでした。アブラムシが見つからなかったので、当然のことかもしれません。
ジャガイモを加害する、ワタアブラムシの受精卵はムクゲの枝やアカネの根本で越冬し、一方、ジャガイモヒゲナガアブラムシの場合は、ギシギシ類やクローバー類で受精卵が越冬するようですが、たまたまジャガイモ畑の周囲には水田が多いため、そうした雑草が少なく、アブラムシが少ない環境になっていたためだろうと思っています。
ジャガイモの収穫を8月に行いますので、とりあえずこのブログはそこまで継続することにします。これまで、昆虫はいたるところにいて、見つけるのは簡単だろうと思っていましたが、私の場合は、たぶんまだまだ見つける技術と熱意が足りないのかも知れません。これから修行を積みたいと思っています。
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