今回も、ジャガイモ畑で昆虫探しをしました。不思議なことに、テントウムシダマシ以外の昆虫がほとんど見つかりません。いろいろなものを見つけるのが下手なので、私の能力不足か知れません。雑草と一体になっている場所で、ようやく、これまでで初めて見る昆虫に出合いました。後で調べて分かったのですが、見つかったのは「アカヘリサシガメ」と「カメノコハムシ」でした。
2種とも初めて出会う虫でしたので、少し調べてみたところ、サシガメ類は乱暴に扱うと人を刺すこともあるとのことで、子供は注意する必要があるようです。また、米国には、体液を吸った蟻の死骸を20匹も山のように盛り上げて背中に背負い、敵の攻撃を避ける種もいるようです。サシガメは英語では「Assassine bug:暗殺虫」と呼ばれていいますが、中にはゾンビ虫のような偽装をする種もいるわけです。
カメノコハムシは、その幼虫に特徴があるようです。卵からふ化した後の糞が全て繋がり、また脱皮の度に生じた脱皮殻も糞と共に繋がり、それを背中に背負った異様な姿になるとのことです。カメノコハムシの敵も容易に近づけない状態になる訳です。そのため「うんこ背負い虫」の別名もつけられているようで、残念ながら幼虫は見つけることができませんでしたが、最近、(株)KADOKAWAから「うんこがへんないきもの」と題した本が出版され、その中に収録されているようです。
今回、たまたま見つけた2種の昆虫の一つが暗殺虫で、もう一匹がうんこ背負い虫でした。ナミテントウなど、良く見かけると言われている昆虫に全く出会っていません。不思議です。これから、もっと珍しい昆虫に会えるのかも知れないと期待してしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿