このところ雨が続いているので豆畑が気になり岩手に行ってきました。豆畑の周りでは、昨年のこぼれ種から生えたヒマワリがたくさんの花を付けて咲いていました。その花にヒョウモンチョウが止まっていました。ギンボシヒョウモンらしいのですが、酷暑に耐え羽がボロボロになっています。でも、そんなことは気にも留めずどうどうと生きているという感じで、応援したくなります。
豆畑の目玉品種である紫花豆は、少し涼しくなったのでますますたくさん花を咲かせています。その花に大きなクマバチが訪れていました。枯れた莢のとなりに、以前より大きく感じる青い莢が再び付き始め、花豆は涼しい気候に適している品種であるということを実感しました。
金時豆は花も終わりほとんどの莢が枯れ始めていましたが、虎豆も花豆同様に、むしろ大きな鞘を付けているように感じましたので、枯れた莢にカビが生える心配はありますが、蔓性の豆類はしばらくそのままにして置くことにしました。
蔓なし豆の大豆や黒豆、茶豆、くらかけ豆、小豆なども順調に生育していました。結構早く播種したにも関わらず、大豆の枝豆がようやく食べられるような成熟状況で、完熟にはまだまだ時間がかかりそうです。8月中頃に枝豆として食べられる成熟状況であればお盆に孫達にも食べてもらえたのですが、残念です。大豆2本を収穫して枝豆にしましたが、妻と二人で2日がかりで食べ終えました。
豆畑の周りに植えたマリーゴールドやノコンギクの花にはベニシジミやキタテハが止まっていました。また、初めて見ましたが小さなシロオビメイガも見つけました。シロオビメイガの幼虫はホウレンソウやホウキグサ、アカザなどの葉を餌にして成長するそうです。
小さな堰の土手には、ミソハギ(禊花)が咲いていました。盆花や精霊花(ショウリョウバナ)、水掛け草などと呼ぶ地方もあるそうですが、私は初めて見ました。結構きれいな花なので増やしてみようとおもっていますが、世界的には「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されているとのことで、園芸種としての育種も行われているものの、草花の世界は奥が深いです。
今年は台風が多く、今日(3日)は21号が日本本土直撃する予想になっています。仙台には2日に戻りましたが、岩手山には雲がかかり上空は風が強そうでした。
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