9月26日(月)は久しぶりに早朝から晴れていたので筑波山ハイキングに出かけました。
桜川市真壁町のつくし湖駐車場に車を止め、薬王院を経由して林道酒寄線などを通り筑波山梅林まで舗装された林道をゆっくり歩きました。
その後、筑波山神社にお参りをして御幸ヶ原コースで筑波山に登りました。
結構たくさんの登山者とすれ違いました。二十歳代と思われる若い方々が男女問わず頑張っている姿に励まされました。
御幸ヶ原から自然研究路を周り、薬王院コースでつくし湖まで戻りました。
山路を歩きながらあたりを見回すとキノコがたくさん生えていました。中でも日陰の林床で真っ白に光って見えるキノコが印象的でした。写真を撮って後で調べたところ、テングダケ科のシロオニタケのようです。
シロオニタケ |
紫色のキノコもありました。紫色のキノコで傘状になるのはムラサキシメジやコムラサキシメジ、ムラサキアブラシメジモドキなどがあるようです。照りが少ないのでムラサキシメジのようにも思えますが傘の形状がムラサキアブラシメジモドキに似ているようにも見えます。
紫色のキノコ |
その他、様々なキノコの写真を撮りましたが名前が分かりません。キノコが生えている樹木も判別しないといけないので難しいです。
樹木の切断面に生えたキノコ類 |
9月19日に小町山を経て宝篋山に行った際にはタマゴタケを頂上付近で見つけました。
タマゴタケ |
今回の筑波山登山ハイキングでは、蝶々類はほとんど見かけませんでしたが、林道で野草の写真を撮っている際にウラギンシジミ(雄)が登山靴に止まりました。久しぶりに出会いました。
ウラギンシジミ 登山靴を味見 |
林道ではツユムシの仲間も見つけました。ツユムシ類の判別は難しいのですが、前足は少し黒いものの触覚が黒くないのでアシグロツユムシではないようです。また、2個の複眼の色がツユムシのように赤くないので触覚が2本平行に揃っていないのですが、セスジツユムシのように思われます。
セスジツユムシ |
フジの葉の表面が綺麗に食べられているようです。ニジュウヤホシテントウがナスやトマトの葉を食べた場合と同様に、葉緑体の無い裏の表皮が白く残されています。削りとるようにして食べるのでしょうか。
キバナアキギリや萩など秋の花も咲き始めていました。いつかゆっくり観察したいと思っています。