2018年6月5日火曜日

播種2ヶ月後の豆畑と山野草


6月1日は雨で他の用事もあったことから、2日に豆畑に行ってきました。岩手山の雪は前回よりだいぶ少なくなっていましたが、田植えが終わったばかりの季節の中で、畑の雑草はまだまだ小さく豆類が逞しく見えました。


特に花豆と白花豆の成長は他の豆に比べて早く、すでに弦が伸び始めていました。蔓が伸びる豆類としては、他に虎豆やモロッコ豆も植えていましたので、今回はこれらの畝に蔓用のネット張りを行いました。花豆は2mを超える程高く成長する能力があるようですが、収穫の際に手が届かなくなるのでネットはどれも私の背丈程度にしました。ネットとしてはキュウリ用のネットとエンドウ豆用のネットの2種類を使いましたが、キュウリ用のネットの網目はかなり大きいので、蔓がしっかりネットにつかまり伸びてくれるかどうか少し心配です。また、花豆の株間は普通60cm以上にするようですが、現状30cm程度なので後日間引きをする必要があるかも知れません。次回いつ畑に来ることができるかわかりませんが、その都度問題に対応するということで簡便してもらうことにします。


ネット張りと草取り・草刈の合間に昆虫を探しましたが、昨年の栽培場所からかなりずらして植えた少しばかりのジャガイモの葉にニジュウヤホシテントウが大勢襲来していました。越冬した成虫や越冬卵から孵化したものと思われますが、目についたものは全部手で退治しました。産卵されてからでは手遅れになるからです。また、昨年同様キマダラコヤガの成虫も見つかりました。幸いまだアブラムシは目に付きませんでしたが、周りにはイヌノフグリも生えているので、根元で越冬した成虫や卵から孵化したアブラムシが間もなく豆の葉に押し寄せてくることでしょう。このアブラムシ被害が最も大きな問題なので、対策を考えなければなりません。冬季にテントウムシの越冬集団を見つけて利用したいと思っていましたが、残念ながら発見できませんでした。そこで今回は、とりあえず木酢酢の希釈液を満遍なく噴霧しておきました。


6月3日に仙台に戻りましたが、その前に近所の野山を少し散策したところオオヤマオダマキがきれいに咲いていました。また、前回まだ蕾だったマイズルソウも咲き、さらにタニウツギ(タウエバナ、ヤマウツギ)も咲きそうになっていました。



 いつも慌ただしく戻るので未練は残るのですが、その分次回の訪問が待ち遠しく(労働に伴う老体の痛みは増すものの)楽しみも大きくなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿