2018年6月25日月曜日

豆畑の状況と女王蜂が造ったスズメバチの最初の巣


 岩手の豆畑に行ってきました。畑に行く途中に墓があるので帰る度にお参りするのですが、今回は墓の近くに生えている山ツツジにトックリ状のハチの巣があることに気づきました。その形状からトックリ蜂の巣だろうと思いつつ、近づいて見るとスズメバチが一匹止まっているのが見えました。スズメバチが巣を襲って略奪したのだろうか。きっとそうに違いないと思い、翌日殺虫剤をかけて巣を除去することにしました。

  翌日、トックリの巣に近づきトックリの穴に殺虫剤を噴射したところ、大きなスズメバチが穴から飛び出してきました。獲物を奪ったスズメバチはもういないものと思っていましたので、びっくりしました。あぶなかったです。


 後で良く調べてみると、この巣はコガタスズメバチの女王蜂が単独で造ったものだということです。巣の中の働き蜂が成長した後に、よく見かけるスズメバチの巣へとこの小さな巣が肥大化していくようです。トックリ状の巣にいたスズメバチは女王蜂だった訳です。子育のため一生懸命働いていた最中に殺虫剤を吹きかけられた女王蜂に対し、気の毒な気分になりました。でも、共存できないので許して欲しい!

 豆類は順調に育っていました。特に、白花豆と花豆にはそれぞれ白花と赤花がたくさんついていて今後が楽しみです。両方とも良く伸びていているので、ネットの上を超えて垂れ下がっているものについては先端を切断しました。虎豆の蔓もだいぶ伸びてきましたが、まだ花は咲いていませんでした。蔓性の豆として他に「モロッコ豆」も植えましたが、蔓の柔軟性が乏しいため風に吹かれて折れ、花豆等に比べるとみじめな状況になっていました。でも、蔓性のどの豆にも病変やアブラムシなどの害は見当たりませんでした。




 一方、黄大豆や黒大豆、くらかけ豆、小豆などの非蔓性豆は蔓性に比べて成長が遅いようです。6月播種でも良いようですのでこれから成長するのだろうと思います。これらの豆類にも病変などはないようですが、大豆やくらけけ豆の葉には小さな穴が開き始めました。丁寧に調べていないせいかも知れませんが、ショウリョウバッタやマメコガネ、マルカメムシなどは見当たりません。次回に大発生していたらどうしよう。農薬は使用しないので、木酢液で対応したいと思っています。とりあえず、酪農農家から頂いた「たい肥パウダー」を各畝に蒔き土を少しかぶせて今回は農作業を終わりにしました。


 以前キササゲが今年の異常な寒さのために枯死したのではないかと思い、521日のブログに葉のない木の写真をアップしましたが間違いでした。62日時点でもまだ新芽が出ていなかったので可能性は高いと思っていましたが、624日には新芽がしっかりと出ていました。このキササゲはかなり枝が密になっていたので、新芽が出る前に剪定をしたようです。6月まで新芽が出ない落葉樹木もあることが分かり良かったです。

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