2025年8月30日土曜日

令和七年、暑い晩夏の牛久沼散歩

   8月もそろそろ終わるのですが、35℃を超える暑い日が続き熱中症特別警戒アラートが度々出ています。でも閉じこもると、体が衰えそうなので少し心配です。

25日(月)は小町の館に車を停め、土浦市の朝日峠展望台公園から小町山頂上に登りました。

28日(木)には、牛久市田宮から城中・田宮線の歩道を通り牛久沼の周辺を10km以上歩きました。かなり暑い日でしたので、途中の城跡公園広場で一休みしました。

牛久市田宮から城中・田宮線を通り牛久城跡公園へ

令和七年晩夏の牛久城跡公園の広場(8月28日)

城跡公園から牛久沼の木道を通り、牛久沼を眺めながらアヤメ苑まで歩き再び休憩しました。

令和七年8月下旬の牛久沼(8月28日)

牛久沼の水際の岸で二匹のアオスジアゲハが飛び回っていました。今年は、ヒョウモンチョウ類よりもアオスジアゲハに良く出会うように感じています。クスノキ科の葉を食草とし、南方を起源とする蝶のようなので暑さには強いのでしょうか。

牛久沼のアオスジアゲハ(8月28日)

牛久沼周辺の田んぼのイネは元気に育っています。

令和七年8月下旬の牛久沼の田園(8月28日)

シソ科トウバナ属の花にダイミョウセセリが止まっていました。

牛久沼のダイミョウセセリ(8月28日)

大きなツチイナゴも見つけました。ツチイナゴの幼虫に宝篋山で出会いましたが、前身緑色の小さな体なので親とは全く違います。

牛久沼のツチイナゴ(8月28日))

宝篋山で出会ったツチイナゴの幼虫(8月22日)

アヤメ苑から三日月橋を渡り、さくら散策コースを歩きました。林沿いの道で黒い大きな蝶々が飛んでいましたが止まったくれません。

牛久沼三日月橋からさくら散策コースへ(8月28日)

稲荷川の橋を渡り、川沿の道を三日月橋まで戻り河童の碑の前で休み、城中・田宮線の歩道を通り自宅まで帰りました。

さくら並木散策コースからアヤメ苑に戻り河童の碑へ

途中で、久しぶりにキタテハに出会いました。

牛久沼のキタテハ(8月28日)

暑い日が続いているので、散歩する人はほとんどいませんでした。

城中・田宮線の歩道を通り自宅へ(8月28日)

でも、時々ランニングをされてる方に出会います。同世代と思われるような人もいるので驚きます。


2025年8月25日月曜日

八月下旬の牛久自然観察の森とビートルズトレイルのアオバハゴロモ

 8月24日(日)に牛久自然観察の森に出かけました。3歳の孫が木育広場で遊びたいとのことでした。

自然観察の森のネーチャーセンターに入ると、特別展「鳴く虫」が開催されていました。スズムシやマツムシの他に様々な種類のコオロギや、鳴き声は良く聞くけど姿を確認することが出来ずにいたカンタン、カネタタキなども見ることができました。4匹のスズムシを希望者に無料で配布しているようでした。

牛久自然観察の森の特別展「鳴く虫」(8月24日)

孫と家内は木育広場で一時間遊ぶので、私は園内やビートルズトレイルを散策しました。

ネーチャーセンターから観察舎まで歩き、ウマノスズクサの周りにジャコウアゲハが飛んでいることを期待しましたが空振りでした。ジャコウアゲハは4月から飛び回るとのことなので、遅すぎたのかも知れません。コウヤワラビがたくさん生えていました。

牛久自然観察の森のネーチャーセンターから観察舎へ

散策は1時間だけなので、自然観察の森を出てビートルズトレイルを少しだけ歩き、直ぐに戻りました。

ビートルズトレイルの入り口にある小川沿いの道で、アオバハゴロモの集団を見つけました。アケビの蔓に幼虫と成虫がたくさん止まっていました。

ビートルズトレイルのアオバハゴロモ(8月24日)

ヤマトシジミがあちこちから飛び立ちます。

ヤマトシジミ

チャバネセセリやオオチャバネセセリも飛び回っていました。

チャバネセセリとオオチャバネセセリ

ヘクソカズラの花が綺麗だったので写真を撮りました。

ヘクソカズラの花(8月24日)

カラスウリやノブドウの実もありました。どちらもいつもより沢山実がついているように感じました。

カラスウリの実

ノブドウの実

 僅かな時間でしたが、自然観察の森やその周辺を散策することができました。

 自然観察の森は、昭和59年から当時の環境庁が5年をかけて「身近な自然活用地域整備事業」として全国10カ所に設置したもののようです。仙台市の太白山自然観察の森にもよく通った思い出があります。太白山にも登りました。


2025年8月23日土曜日

八月下旬の宝篋山登山

 8月22日(金)は薄曇りの暑い日でしたが、宝篋山に登りました。

10時半頃に宝篋山小田休憩所の駐車場に車を置き、極楽寺コースで登り始めました。駐車場には既に10台程度の車が停まっていました。

極楽寺コースで宝篋山登山(8月22日)

猪止めのゲートを潜ると、ミスジチョウが飛んでいました。

宝篋山のミスジチョウ(8月22日)

沢沿いの林の中を歩きましたが、水が流れていて爽やかでした。慈悲の滝や白滝、葵の滝などたくさんの小さな滝があります。

宝篋山極楽寺コースのたくさんの小さな滝

慈悲の滝を通り過ぎたところで、ハンミョウが私の前を飛び始めました。久しぶりに綺麗なハンミョウに出会いました。

宝篋山のハンミョウ(8月22日)

ウラギンシジミも登山道に止まりますが、日陰なので翅を開いてくれません。

宝篋山のウラギンシジミ(8月22日)

沢沿いのコースから山を横切り、急坂を登り、バイオトイレの広場を通り過ぎ、11時半頃に頂上に到着しました。

宝篋山頂上(8月22日)

小学生くらいの子供連れの家族や数人の女性グループ、ソロ登山の若手・高齢男性などがおられます。暑い日でしたが、皆頑張って登っていました。

頂上で昼食を摂り、少し歩きまわると草むらからたくさんのバッタが飛び立ちます。翅の無いフキバッタが椅子の側にやってきました。

宝篋山のヤマトフキバッタ(8月22日)

珍しい黄緑色のバッタの写真を撮りましたが、後で調べると大きな褐色系のツチイナゴの幼虫のようです。

宝篋山のツチイナゴの幼虫(8月22日)

数羽のアゲハチョウが飛び回っていました。モンキアゲハもいます。草むらに小さなスジグロチャバネセセリが止まっていました。

宝篋山のスジグロチャバネセセリ(8月22日)

頂上から同じコースで下山しましたが、途中で小さなクワガタの雌を見つけました。ノコギリクワガタのようです。

ノコギリクワガタの雌(8月22日)

12時頃からの下山でしたが、頂上を目指す方々も結構おられました。たくさん汗をかきましたが、昆虫などを探しながら楽しく歩くことができました。


2025年8月20日水曜日

お盆帰省中のささやかな手抜き菜園と八幡平ふるさと花火まつり

 お盆の帰省中に「ささやかな手抜き菜園」にも出かけましたが、7月末に草刈りをしたものの、かなり伸びています。カボチャの果実が数個付いていました。

8月中旬のささやかな手抜き菜園

畑でクマバチを見つけました。目が小さいので雌のようです。自宅の窓の網戸に通常の半分ぐらいの大きさのアゲハモドキがしばらく止まっていました。

クマバチとアゲハモドキ

お盆の期間中は天気に恵まれました。

8月15日(木)に「第20回八幡平ふるさと花火まつり」が八幡平市松尾総合運動公園で開催されました。13時に屋台販売が始まり、17時からオープニングイベントの太鼓演奏や盆踊りなどがあり、19時20分から20時まで花火の打ち上げが行われるとのことです。

15日昼食後に孫達とともにお墓参りを済ませ、花火まつりに出かけることにしましたが、早すぎるので県民の森に出かけました。広場から岩手山が綺麗に見えました。ウバユリの群生地もありましたが、まだ蕾でした。

岩手県民の森(8月15日)

県民の森から松川温泉方向にドライブし、松川玄武岩渓谷を見学しました。川の水が冷たくて気持ちいいです。

八幡平市松川玄武岩渓谷(8月15日)

その後、八幡平ビジターセンターを通り過ぎ、松ちゃん市場の隣にある「イーハトーブ火山局(岩手山火山防災情報ステーション)」を見学しました。

イーハトーブ火山局(8月15日)

監視カメラによる岩手山のライブ映像が映し出されていました。岩手山は噴火警戒レベル2で、登山が禁止されていることから少し心配です。

岩手山監視カメラのライブ映像(8月15日)

あちこち訪問している間に15時30分過ぎになったので、はなび祭り会場に出かけました。

会場は芝生に覆われた広場で、出店がたくさんあり賑やかでした。

八幡平ふるさと花火まつりの出店の様子(8月15日)

晴天でしたので岩手山が綺麗に見えます。

八幡平ふるさと花火まつり会場からの岩手山

孫達は出店で買い物などをした後、17時からの太鼓演奏や盆踊りにも参加しました。

19時頃に開場がようやく暗くなり始めました。

八幡平ふるさと花火まつり会場の夕焼け

19時20分から打上花火が始まり20時で終了しましたが、天候に恵まれ、間近で大輪の花火を見上げることができました。

八幡平ふるさと花火まつりの打上花火(8月15日)

満杯の駐車場から外に出るのに、かなり時間がかかりましたが、楽しい花火まつりでした。


2025年8月19日火曜日

令和七年のお盆帰省中に登った姫神山の山野草

   8月14日(木)は晴天でしたので、姫神山に登りました。

 八合目付近でソバナの二重花?を見つけました。

ソバナの二重花?(8月14日)

盛岡市の姫神山一本杉園地の駐車場に車を置き、9時15分頃から一本杉コースを歩き始めました。お盆休みなので、駐車場にはたくさんの車がありました。

登山道の側にある杉の大木(一本杉)を触った後、「ざんげ坂」をひたすら登り、9時40分頃に五合目に到着し休憩しました。

一本杉コースで姫神山登山(8月14日)

五合目までの急坂にソバナの花が咲いていました。

姫神山のソバナの花(8月14日)

ミヤマクワガタの雌もいました。足音に気付き威嚇しています。

姫神山登山道のミヤマクワガタの雌

五合目から八合目へと進み、そこから岩だらけの登山道を登り10時半頃に頂上へ到着しました。頂上には10人程の登山者がおられました。朝は天気が良かったので、岩手山が綺麗に見えるだろうと予想していましたが、残念ながら雲がかかっていました。

姫神山八合目から頂上へ(8月14日)

遠くの山並も雲に隠れてしまいました。

姫神山頂上からの眺望(8月14日)

五合目から頂上までの登山道にはヤマジノホトトギスの花がたくさん咲いていて目を引きます。

姫神山のヤマジノホトトギス(8月14日)

冒頭で取り上げた通り、八号目付近でソバナの花をよく見ると長い柱頭の先端に花が咲き、二重花のようになっています。不思議です。よくあるのでしょうか。

大きな葉にチョコンと乗っかったような小さな袋状花を見つけましたが、ネット検索ではヒットせず名前は分かりません。

姫神山で出会った大きな葉の小さな花

頂上にはヤマハハコの花がたくさん咲いています。

姫神山頂上のヤマハハコ(8月14日)

セリ科のイブキボウフウに良く似た野草の花にミヤママルハナバチが止まっていました。

姫神山頂上のセリ科の花に止まるミヤママルハナバチ

かわいいヒラタアブもいました。花から花へと飛び回っています。

姫神山頂上のセリ科の花に止まるヒラタアブの仲間

しばらく頂上で休憩し、同じコースで下山しました。下山中に20人程の登山者とすれ違いました。若者グループや家族連れなど様々です。

姫神山一本杉園地(8月14日)

賑やかな登山でした。様々な草花が咲いていて心が和みました。